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「生誕150周年記念 菱田春草と画壇の挑戦者たち ―大観、観山、その後の日本画へ」開催/美術館「えき」KYOTO

株式会社ジェイアール西日本伊勢丹
水野美術館所蔵作品より、菱田春草のほか横山大観、下村観山、西郷孤月ら画壇の挑戦者たちの作品を展覧。



明治時代後期に新しい日本画のあり方を模索しながら、数々の傑作を生みだした日本画家・菱田春草(1874-1911)。36歳という若さで世を去るまで、常に革新的な表現を求め続けたその画業を辿ります。本展では、春草が試みた表現を「線」や「空気・光」「色彩・古典」などの視点からご紹介し、ともに研鑽を積んだ横山大観、下村観山ら春草とゆかりの深い作家の作品と併せて画壇の挑戦者たちの表現に迫ります。また、本展は春草の故郷・長野県において初期日本美術院作家の代表的な作品を数多く所蔵している水野美術館の特別協力により、その貴重なコレクションのなかから選りすぐった作品による展覧会となります。
菱田春草(1874-1911)
1874(明治7)年、長野県飯田市生まれ。やがて上京し、1890(明治23)年に東京美術学校へ第3期生として入学。橋本雅邦や岡倉天心に学びます。1898(明治31)年、天心の指導のもと創立された日本美術院に参加。横山大観、下村観山らとともに画境を究める日々を過ごします。日本画の伝統的な描線を排した「朦朧体」への挑戦や、渡欧を経て西洋・東洋の美術への思索を深め、古典や色彩表現への意識を高めていきました。

線への挑戦
東京美術学校時代、修練の末に培った線への追求




空気・光への挑戦
「朦朧体」への激しい批判のなかで貫いた姿勢





色彩・古典への挑戦
海外渡航と五浦時代を経た、春草晩年までの表現研究の痕跡



ギャラリートーク
会場:美術館「えき」KYOTO
日時:6月8日(土)14:00から 6月9日(日)11:00から
講師:野口 春花氏 (水野美術館 学芸員)
※各回約30分 ※マイクを使用し、会場内を移動しながらお話しいただきます。
※事前申し込み不要。ご参加は無料ですが、美術館入館券は必要です。
※混雑した場合は、入館制限させていただく場合がございます。

※展示作品やイベント内容が変更、または中止になる場合がございます。予めご了承ください。
本展覧会は事前予約不要ですが、混雑状況により入館をお待ちいただく場合がございます。予めご了承ください。
美術館HP
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開催概要
■会期 : 2024年5月25日(土)~7月7日(日) 会期中無休
■開館時間 : 10:00~19:30(入館締切:閉館30分前)
■入館料(税込) : 一般1100円(900円)/高・大学生900円(700円)/小・中学生700円(500円)※高・大学生の方は学生証をご提示ください。※( )内は前売料金。「障害者手帳」をご提示のご本人さまとご同伴者1名さまは、当日料金より各200円割引。
■前売券 : 2024年4月6日(土)から5月24日(金)まで販売。販売場所:当館チケット窓口(休館日を除く)、駅ビルインフォメーション、チケットぴあ、ローソンチケット。

主催 : 美術館「えき」KYOTO、京都新聞
特別協力 : 水野美術館
企画協力 : 株式会社アートワン
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